2歳児女児衰弱死事件のニュースに違和感
悲しい事件。多くの記事が出ているが、UHBは切り口を代えて取材してきたようだ。
さて、小児耳鼻科に行くと、すさまじい叫び声を聴くことになるのをご存じだろうか?
ギエーーーー、という泣き叫ぶ声が日常的に聞こえる場所、それが耳鼻科だ。
小さい子は耳や鼻をいじられるのが嫌いだ、だから暴れる。暴れると危ないので
大抵は母親が子供を抱っこして両手をがっちり抑え込む。というより、医師や看護師からそうお願いされる。看護師は子供の頭をがっちり抑えて、こうなると子供は全く動けない。唯一自由になるのは足なので、全力で耳鼻科医を蹴飛ばす。
医師は蹴られないように注意深く位置決めしながら治療するのだ。
特に乳幼児は泣き叫ぶ以外できないので、叫ぶのだ。
そして、これは自宅でも頻繁に起きる。
鼻づまりだ。
鼻づまり自体はただの免疫反応だが、鼻が詰まると飲み物を飲めないので便秘を引き起こしやすくなってしまう。
また、統計上中耳炎になりやすいため、親はできるだけ鼻水を取るように
医師から指示される。
と、どうなるかというと、家でもがっちり子供を抑えて鼻水を吸い取る(そういうツールが売っている)ことになる。
これは結構隣近所がびっくりするような叫び声だ。
一度、友人宅に泊まった時に、鼻水を吸い取っていたらあまりの絶叫ぶりに友人の親まで驚いていた。”何やってるか知らなかったら警察呼ぶレベルだよね”と言われたのを覚えている。
親としては中耳炎になったら可哀想なので必死だが、子供も抑えられれば必死になる。
さて、本題に戻ろう。
普通じゃない泣き声で児相や警察を呼んでいたら、それこそ日本中大変なことになる。
我が家であれば、風邪ひいたときなど1日5,6回児相を呼ばれてしまうかもしれない。
かといって聞いていて心配になるような叫び声のときもあるだろう。
隣近所とそういう話をするような環境なら問題ないのだろうが、都会ではあまり期待もできない。
このニュースを見た人はどう感じたのだろうか?