上級国民保護法で守る人守られる人
池袋暴走事故に見る正義の暴走 横行する「危うい正義」その2(Japan In-depth) - Yahoo!ニュース
上級国民保護法(笑)に従って徹底的に加害者を守る記事。
最初から最後まで、興味深い。
上級国民という表現は苦笑してしまうそうだ。
不思議なのは神戸の市営バスの件を引っ張り出してきたことだ。
であれば、その運転手は事故後、人命救助に参加していて、池袋の上級国民は
息子に電話して証拠隠滅を謀っていたいたことはわかっているはずだ。
少なくとも比較級としてどちらが証拠隠滅に近いか、位ははっきりしているが、
毎度、この手の保護法記事だとそこはだんまりだ。
神戸の件はもう裁判も終わってしまっているのに、こちらは牛歩戦術で、確固たる
意思の力で物事を進めない、というのもまあ、分かりやすい。
車のチェックなど、早ければ数分、遅くても数時間あれば、確実に終わるというのに。
逮捕は罰じゃないんだ、というのも毎度同じ。
沢尻エリカはNHKのドラマまでなくなって大きな罰を受けているのに!
弁護士に聞いてみた、というのもどんな弁護士なのだろうか?
筆者も弁護士に聞いてみたが、罰じゃないのはそうだけど、同じような事故で
全員逮捕されない場合で初めて言える話だよね、とのこと。
こうやって見ていくと、どうにも何らかの意思が働いていて、上級国民を守るための
記事を書かせたり、意見を言わせたり、誰かが何かやっているのか?
と普通は思う。
この作者は
客観的にものごとを見るというジャーナリストの倫理に照らせば
ということだが、一人の弁護士の意見でそれが全て、のような記事のどこが客観的なのか、もはやジョークだ。
悪質性が低い、に関しても、どこが客観的なのか???
あの健康状態での運転が飲酒と比べて本当に悪質性が低いのか?
苦しんでいる人をほったらかしにして息子に電話をかけるのは悪質性が低いのか?
ネットの正義感は見当違いだそうだが、
客観的にものごとを見るというジャーナリストの倫理に照ら・・・・さなくても
この記事よりはましだろう。