スマホ歩きに肩をぶつけられた挙句睨まれた件
先日、とある温暖歩道で信号待ちをしていた。両側1車線なので10mくらいか。
こちら側も反対側もそこそこ待っている人がいて、しかもやや歩行者の時間が短いので早歩きになりがちな場所だった。
筆者は子供を保育園につれていくため、抱っこひもで抱えていた。
信号が青になる。
こちら側は左右に人がいて自動的にまっすぐ歩くことになったが、目の前を見ると女性が携帯の画面に完全に集中しながらまっすぐ近づいてくるのが分かった。
関わりたくないので左右に逃げたいのだが、左右にも人がいる。
携帯の女性も左右に人がおり、直進以外の可能性はひとかけらもなかった。
後ろの人には申し訳ないのだが、ややペースを落として、避ける準備をするしかなかった。
女性は最後まで携帯を見続け、筆者はやや右によけたのだが、こういうのは両者がよけないとよけきれないもので、ぶつかる瞬間に女性の上げた肘がこちらの肩にかなり強く
ぶつかった。ハッキリ言って、やや痛いくらい。
筆者としては子供が無事ならそれでよいので、それだけに集中していたし、信号が赤になっては困るので、そのまま渡り切ったが、斜め後ろにいた妻によると、女性は振り返って睨みつけていたそうだ。
女性の心理からすると、スマホを楽しく見ながら歩いていたのにぶつかりやがってこの野郎、といったところか。
さて、適当にネットで調べると日常的に歩きスマホをしている人は47%くらいだそうだ。スマホの普及率も85%を超えているらしく、人口を大体1億3800万として計算すると5500万人も歩きながらスマホを見ていることになる。
これはぶつかるし、これだけ人数がいれば、”みんなやってんだろ”という意識から強気にでるだろう。
まかり間違って注意などしたら2次災害にあうのは必至だ。
とはいえ、痛いのも嫌だし、一方的にぶつけられた挙句睨まれているのではどうにも納得がいかない。
そこでこういうのはどうだろうか?
Inside the acting agency where ex-mobsters seek redemption - CNN
この高倉組は元ヤクザの俳優集団で、悪役などで活躍しているそうだ。
なかなか賢いビジネスモデルといえる。
反社会勢力から脱出するのに一番問題なのは収入源らしい。誰も雇いたくないし、顧客にもなりたがらないからだそうだ。
であれば、例えばスマホ歩きを違法にしてしまい、反社会勢力脱出希望者に国がライセンスを与えて取り締まるのはどうだろうか?駐車監視員のスマホ版だ。
”おにーさん、今スマホ見てたねー”
”いいえ、見てませんよ。何ですか?あなたは”
”なんじゃ、おりゃー、こっちはビデオでとってんだよー、ぶっ〇すぞー”
国がやるにしては、どうも乱暴な口の利き方だが、なんといっても5000万もの対象者がいるのだから反社会的勢力にいるよりかなり儲かるはずだ。儲かるのならやめようという人も増えるだろう。
仕事が忙しすぎて、再犯する暇もない、という利点もある。
道も歩きやすくなるし、スマホ歩きでケガをする人も少なくなるかもしれない。
”スマホ歩き”で検索するとやめようとかそんなキャンペーンみたいなページが沢山出てくる。残念だが、ぶつかった相手を睨みつけるような輩にはまったく意味がない。本人が悪いと思っていないからだ。
タバコのポイ捨てもいくらマナーに訴えても減らなかった。5000万人の聞く気がない人にマナーを訴えて無駄な金(税金?)を使うのはもうやめるべきだろう。